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2014年11月

2014年11月28日 (金)

シューマンカルテットを聴きました

 11月27日はシューマンカルテットを聴きました。プログラムはモーツァルトの#21、ショスタコービッチ#1そしてベートーヴェンの#14です。最初に驚いたのはお行儀の良い座り方をしていたことです。ビオラの女性は両足を揃えて座っていました。私はあのような座り方では弾けません。スポーツと同じで肩幅ぐらいには置かないと下半身が安定しないと思うのです。でもとても安定した美音を出していました。演奏後本人にビオラのサイズを聴いたら胴が424mmと大き目のものでした。姿勢は慣れですね。4人が使う楽器はそれぞれ名器なようでとても豊かな音色でした。いい音はそれだけで幸せを感じさせるものです。男性3人は兄弟だそうです。そして母親が日本人ですか、日本語がいけます。ベートーヴェンの曲を引き終わった後ブラボーの声に応えてのアンコールはハイドンのOp76-5からラルゴです。日本語での紹介ですがこの選曲はブラボー!です。コレには多くの賛同を得たようです。ひときわ大きな拍手に親指を立ててから演奏に入りました。客席と繋がった瞬間でした。
 以前ウィーンフィルがドイツでベートーヴェンのエロイカを弾いた後で美しき青きドナウをアンコールで弾いたら客の1/3が静に立ち去ったということです。ドイツの分かった客はこのアンコールを拒否したのです。日本なら本場モノとして大受けになるのでしょうか。シューマンカルテットは聴いた後がなんとも幸せになりました。

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2014年11月25日 (火)

オホーツク大地の神社

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 オホーツクの大地を走っていてたまたま見つけた神社の境内です(参道を振り返ったところです)左の石碑には開村百年を記念してこの碑を作ったと記されています。この地に鍬を入れ・・・・・という書き出しです。先人の苦労が脈々と続いていることを感じます。この場に立つと厳しい自然を感じざるを得ません、神社の近くで見つけたスクールバスの停車場は頑丈なシェルターになっていました。以前読んだ本の見開きにあった句を思い出しました。

   倒されし 竹は再び 起くるとも 倒せし雪は 跡かたもなし
                                                                   桜田タカ(モスフーズ創業者櫻田慧の母)

 人の強い意思は厳しい環境の中で鍛えられるのでしょう。網走は厳しさを教えてくれました。遠くの水平線はオホーツク海。

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2014年11月24日 (月)

キタキツネとの遭遇

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 網走でレンタカーを借りた際、野生の動物に気をつけるようにといわれました。そうだここは北の大地なのだと思ったのですが、それは確かな話でした。道端でキタキツネに出会いました。車を止めてカメラを向けるとそっぽを向かれましたが、かろうじて1枚をモノにしました。訪問客は野生動物を見つけては喜ぶようですが、地元の人は野生動物との共生は厳しいようです。観光資源とは結構難儀な存在のようです。

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2014年11月23日 (日)

シーズンオフは本気で

015 網走に来て気が付いたのですが、シーズンオフが中途半端ではないということです。東海地方に住んでいるとシーズンオフはお休み、閑散期という感じですが、こちらは完全に営業しないというより、施設を守るということになります。12日にレンタカーを借りて知床半島を横断しようと考えたのですが肝心な区域が10日を持って封鎖ということです。写真はラムサール条約で有名な湖とオホーツク海との間にある駅の様子です、完全に戸締まりされ使いようがありません、この季節に乗降客などいないという割りきりよりも、施設を守ることが優先のようです。自然の厳しさをこんなところにも感じます。

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2014年11月22日 (土)

檻つきの二重窓 網走から

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 網走といえば博物館網走監獄です。小雨昼どきに訪問しました。小さな部屋に取り付けられた窓の写真です、この部屋の住人は普段どんな音を聞いていたのでしょう。廊下に置かれたストーブが寒さを倍加しているようです。シーズンオフなので見学者は数人でした。門前にある食堂では刑務所食を提供していました。秋刀魚、切り干し大根、味噌汁、麦の入ったご飯です。なぜか懐かしいものでした、昭和20年代前半生まれの私の世代では戦後の食糧難の味です。でも間違いなく地産地消といえるものでそれなりに贅沢なものでした。

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2014年11月21日 (金)

ANAのサービス

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 先日北海道のオホーツクへ出かけました、帰路飛行機の中でセントレアからの直行便を全て搭乗したとCAに伝えたところ写真にあるようなキャンデーで作ったレイとビニール飛行機をいただきました。他に絵葉書やそら日記、日本MAPなどもありました。高度8000Mの密室では窓の外を見るだけで退屈するでしょう。CAも気を遣ってくれるのです。というか乗客が少ないと手持ち無沙汰?経験談も愉しそうに聞いていただきました。でもレイを首にかけるときハワイのようにほっぺにチュッがあろうものなら私はまたまた舞い上がること間違いなしだったのですがそれはありませんでした。無事着陸しました。アナと雪の女王がANAの北海道キャンペーンと勘違いした飛行機ファンの私としては一区切りでした。

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2014年11月19日 (水)

雅楽、平安の音色

 宗次ホールでめずらしく日本の音楽が登場しました。良く知られた越殿楽をはじめふるさと荒城の月などを、笙、篳篥、竜笛、太鼓などの合奏で楽しませてくれます。最後は舞が加わりました。雅楽は指揮者がありません。全て聴きあって合わせるのだそうです。丁度1時間の演奏は世界で一番古いオーケストラを実感しました、このような企画が受けたのでしょう。開場15分にして満席になり、当日券を当てにしたお客様が20人ほど帰られたということでした。そして普段と一番違った光景は客席に和服の婦人が多く見られたことです。コレはこれで大変よろしいことだと思います。次回はいつあるのかな?17日(月)ランチタイムコンサート.
私にとっての収穫は越殿楽が竜笛、篳篥、笙の3人で演奏されたことです。3人が人前で弾くことはちっともおかしいことではないのです。自信を持っていいですよね。

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2014年11月18日 (火)

ミンゲットカルテットを聴きました

 16日は午後宗次ホールでミンゲットカルテットを聴きました。プログラムはモーツァルトのK421,メンデルスゾーンの第6番です。そして、初めて聴く曲ヴィトマンの第3番「狩の四重奏」というものです。全体のプログラムからそこそこの長さの曲だと思ったのですが、単一楽章で10分少々で終わった感じです。何よりめずらしいのは視覚的要素が多く、例えば曲の出だしは4人が頭上で弓を振り下ろし、ヒュッ、ヒュッ、と音を出してからヘイッ!と声を掛けそれから各楽器の音が出てきます。途中ヴァイオリンをチェロのように構えたり、弓のステックで弦をたたいたり、好き放題に?弾きます。コレが演奏家には面白いのでしょうか、現代曲としては異例の演奏回数が多いのだそうです。確かに現代曲に会って物語性はあります。で最後はチェロ奏者が悲鳴を上げて終わるという趣向なのです。
という訳で以外に早く終わってしまいました。もし、CDで聴いたらチョッと理解できない音が出てきて理解不能になるでしょう。実演向きの曲です。現代はいろいろな試みが試されるのです。
 4人の演奏は楽器が揃っているのでしょうか、音色は引き締まった感じでやや細身にも感じました。余計な響は無いと言うのはお揃いの楽器に共通することです。
アンコールを何曲か期待したのですが1曲でおしまい。しっとりとした響をもう少し聴きたかったなあ。

 

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2014年11月15日 (土)

榊原祐子ピアノコンサート11/9

 榊原さんの主催するピアノコンサートを宗次ホールで聴きました。この人は宗次ホールで開かれる四重奏コンクールのマスタークラスでチェコ語の通訳をしています。プラハに留学した経歴があるのです。そのためか今回チェコから以前名フィルのコンマス経験があるパヴェル・エレットがヴァイオリンで協演しました。チェコと日本を繋ぐというプログラムでした。林光、萩京子、ヤナーチェク、スメタナのピアノソロを前半に、後半にヴァイオリンとの共演です。ヤナーチェク、林光、スメタナの作品が並びます。この演奏は大向こうを唸らせようとすることではなく、実直なつぶやきのようなスタイルです。この2人に共通することは互いに相手国の言葉を懸命に物にしたことです。その努力は曲に対する共感というのでしょうか、実にゆったりと聴かせて貰いました。このことはファンを確実に増やしたようで、会場は満席でした。時間をかけて磨いた音楽が見事に実を結んだと言う形容が相応しい音楽会だといえます。
 今の若い人は結果を急ぎすぎのように思います。2つのアンコールはエレットが日本語で紹介しました。

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2014年11月 2日 (日)

2014弦楽器フェア

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 東京で開かれた弦楽器フェアを見てきました。写真はイタリアはクレモナの製作者協会のメンバーの記念写真の様子です。1日の朝一で皆の記念写真を撮りましょうということで集まったところを1枚撮りました。クレモナの錚々たる面々の集合写真です(遅刻した人もいましたが)。このうち3人まで名前を言えたら残念ながら貴方は重症の楽器病です(死に至るものではありませんが)。時間外では精力的に交流などをこなしている様子でした(輸入代理店などの接待が多いのでしょうか、イタリアブランドを見せつけます)。日本人作家との交流はやっぱりオヤジの雰囲気たっぷりの縄暖簾というところでしょうか。負けるな邦人作家。

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