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2014年7月17日 (木)

アンドレア・バッケッティ ピアノリサイタル

 7月16日夜は宗次ホールでアンドレア・バッケッティのピアノを聴いてきました。会場のロビーに入ると、仕事を終えたばかりで旧知の調律師が「今日のピアノは天才」と一言。「へエー」と私、そんなに凄いのかなと思いながら、先日FM放送で聴いたことなどを思い出していました。今日の目的はバッハのゴルドベルグ変奏曲です。10日後に弦楽トリオで演奏されるものとの聴き比べの意味があるのです、そして3月21日にも岡崎でトリオ版を聴いたことも記憶に新しいのです。このときは90分かけてゴルドベルグ1曲だけのプログラムでした。
 さてバッケッティのピアノですが最初はバッハのトッカータ、ホ短調です。10分程度の曲ですが弾き終わると拍手のタイミングも与えずにゴルドベルグのテーマが始まりました。なんと透明感のある音色でしょう。一音一音が明快に聞こえます。そして、この大曲を35分で弾ききったのでした!30の変奏があっという間に通り過ぎていったのです。颯爽と!
 後半はアンナマグダレーナの音楽帳から3曲を弾きました。ヴァイオリンを習った人ならなじみのあるト長調のメヌエットも含まれます。そしてフランス組曲第5番でした。
 そしてゴルドベルグが早すぎたのか、時間が余ったのか、アンコールのおてんこもりです。モーツァルトのK397、330、V・ロボスの赤ちゃんの家族から「道化師」、ショパンのエチュード第5番「黒鍵」、リストのコンソレーションから「慰め」-3、ソレールのソナタホ長調です。このアンコールが続くのを見ながら明日の朝まで続かないかな。などと一瞬考えてしまいました。
 バッケッティは素晴らしく音色の綺麗な人です、濁りがありません。苦労して練習したという雰囲気はありません、華奢な体から凄いエネルギーを感じます。確かに天才という言い方はあたっていると思いました。NHKFMの夜の時間で彼の特集があると嬉しく思うのは私だけでは無いと思います。アンコールは別としても、とっても得をした気分になった演奏会でした。

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