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2014年6月16日 (月)

フィルハーモニカー・ウイーン名古屋 第2回演奏会

 6月15日午後愛知芸文センターコンサートホールでフィルハーモニカーウイーン名古屋の演奏会を聴きました。数あるアマオケの中でコンセプトを明快に打ち出している、いわばウイーンオタクによるオケであります。特に管楽器については、かのウイーンフィルと同じ物にこだわるという熱の入れようです。指揮者はウイーンフィルOBのカール・ヤイトラー(トロンボーン)です。この人選はプロのオケではありえないことでアマオケの真髄というべきものです。指揮ぶりは実に不器用で手をヤイトラーという趣です。しかし、そこはウイーンフィルのOBです。かつてカラヤン、ベーム、アバド等のマエストロの薫陶を受けたプレイヤーとしての血が流れていたのです。指揮の不器用さはかえってアントン・ブルックナーその人を想像させるものでした。アマオケの一つのあり方を示したものといえるかもしれません。何よりも奏者が愉しそうでした。そして見逃してしまうのですがヤイトラー氏のドイツ語による文章がプログラムに掲載されていましたが、その文章の易しいこと。ヤイトラー氏との出会いは大正解!
 私にとって印象深いものはチェロのトップ奏者の楽器です。照明を受けて山吹色に輝いていました。ゴールデンイエローヴァ-ニッシュといえるものです。前半のJ・シュトラウスではソロがありました。やや固めのいい音でした。管だけでなく弦だってウイーン志向だ。うん、ここまでやるか。こだわりぬいたオケだ。という印象です。
 第1回の演奏会は刈谷市内でブルックナーの第9番がメインでしたが今回は第8番がメインです確かな成長を感じた演奏会でした。

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