« 2014年1月 | トップページ | 2014年3月 »

2014年2月

2014年2月24日 (月)

お伊勢さん詣り

Dscn0136_2
 先日伊勢神宮に出かけました。昨年の遷宮後初めての参拝です。この機会でしか見られないものがありました。外宮では新旧の神殿の垣根の中に入ることが出来ました。参拝の後で旧神殿の裏から敷地内の通り抜けが出来ました。釘を使わない建物の20年後を見せてもらいました。20年の歳月にどんな意味があるのかを考えました。参拝者の注目が全て新しい神殿に注がれると今までの神殿は一気に長年の疲れを表出してしまったようです。画家マリー・ローランサンは女の一番悲しいことは忘れられることだと看破していますが、神殿も同じように思います。忘れられることの意味は大きいという事です。写真の撮影は許されないのでここは図書の表紙をご覧下さい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年2月16日 (日)

黒木華さんのこと

 今月始め山田洋次監督の小さないえを鑑賞しました。家政婦役の黒木華という女優を初めて知りました。東北から出てきたお手伝いさん役で、田舎の純朴さ、おぼこさを秘めた良い役者だと思いました。初めての出会いとは新鮮です。そこで比べても仕方ないのですが、松たか子他の役者に新鮮味はありません。林正蔵にいたっては「あれ、何でここにいるの?」と思ってしまいます、吉岡秀隆が長髪で登場したときには徴兵検査を済ませたなどとは思えませんでした。映画の内容より役者が先に立ってしまうのだろうと推測してしまうのです。松竹という映画会社の方針なのでしょう、こうして観客動員を果たすのですね。これは映画の配給システムにも関係することなのでしょう。役になりきる、俳優で居続けることの難しさでしょうか。
 昔、黒澤明監督が無名の仲代達也を通行人で起用したとき、何度でもNGを出したことはいまだに語り草になっている。一人の役者を育てるのにどれほどのエネルギーを要するのだろう。いま映画会社がそのことに思いをいたさなければならないような気がするのです。いつまでも脇役を豪華メンバーで固めてしまう山田組では先が持たない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年2月15日 (土)

エラ・フィッツジェラルドの借り

 M・モンローに借りがあるとフィッツジェラルドは語ったと伝えられるが、その内容を先日のラジオ深夜放送を聴いたのだけれど良い話なのでここで紹介します。
 かつて黒人差別が当たり前の時代、カリフォルニアの超有名キャバレーにモンローがフィッツジェラルド(当時人気の黒人ジャズ歌手)の出演をリクエストしたところ、それは当たり前のように断られたという。それならばとモンローがキャバレーに提案した内容が2週間、毎日最前列に通うというものでした。(モンロー目当てにどれほどの客が来るだろう!)それでやっとフィッツジェラルドがステージに登場したというものである。しかもモンローが同伴したのはやはり黒人歌手のナット・キング・コール!。そして3週間にわたって通ったという。
 差別問題がタブーであった時代自分が批判にさらされるかもしれないことを考えるとM・モンローは凄いと思う。ノブレス・オブリーチェ(地位ある人の高貴な行い)を見る思いです。地位ある人が自分のメンツだけを心配する事が目立つような昨今、故人に学ぶことは多いようです。武士道などというと右翼か?といわれそうだけれどそこはモンローの心だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年2月 2日 (日)

かつてコンコルドという飛行機が飛んでいた

 三角翼の音速旅客機コンコルドという乗り物があった。フランスとアメリカを数時間で結ぶというものものだったが姿を消してしまった。高コスト、老朽化と事故のためである。
 JRがリニア新幹線のコースを発表した。政財界の期待は大きい。しかし私は地上のコンコルドになりはしないかとも思うのです。
 私が東京に出かけるときの足は専ら高速バスです。車窓が良い、時には渋滞で遅れることもあるけれど料金が安い。ビジネスホテルに1泊しても新幹線往復より安上がりです。コンサートなどは夜が多いので新幹線のダイヤはタイトです。そう、リタイヤした世代は時間にゆとりがあるのです。というより暇つぶしの方法を考えるのです。九州のななつ星はその最たるもの(料金は別として)です。狭い日本そんなに急いでどこへ行く。なる標語もありました。
 通信技術はコンコルドをしのぐ速さで進化します。(情報の漏洩は深刻だろうけれど)地下鉄に乗って1時間で都心に、といわれても私は乗らないだろうな。でも技術者は走らせて見たいだろうな。そう、日本の公共事業はいつだって需要予測を誤ってきたのじゃないのかな。駅弁はやがて絶滅危惧種となり、速弁に変化するのでしょうか。生活のリズムはアンダンテぐらいが丁度良い。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2014年1月 | トップページ | 2014年3月 »