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2014年1月14日 (火)

竹澤恭子リサイタル 圧巻!

 12日午後は宗次ホールで竹澤恭子のヴァイオリンリサイタルに出かけました。本来300人ほどのホールで聴ける奏者ではないのですが、宗次ホールからストラドを貸与されていることから今回が2度目の公演となった。前回は楽器のお披露目といったタイミングだったように記憶していたが今回は違った、楽器を完全に自分の道具として使いこなしていた。いわゆる美しい音、美音とは異次元の音です。最初のグリーグのソナタの出だしはG線だと思うのですがビオラのような太い音で思わず息を呑むことに。実に目の前で楽器がなっているという存在感に圧倒されされました。20号、50号の名画を前に上から下へと目線を走らせるようなことことはありません。100号の絵、または屏風画を目の前にしたような圧倒される存在感でした。これはCDや放送では掴みきれない音楽だと思いました。聞けば今週末小沢征爾指揮の水戸室内オケでコンマスを務めるとの事、吸収するものは多く、ますます目が離せない存在になったと実感しました。1階右翼後列で視聴。12月に完売、満席。
 若い人にも是非見ていただきたい奏者だ。あの逞しい音が決して力を入れて弓をコントロールしているのではないことを、あの集中力が普段の練習の積み重ねであることを。それはノコギリの歯のような鋭いワンボウスタッカート一つ聞けば想像できることだ。だから宗次ホールで間近に聴ける、見られるという機会は貴重なのです。
 
 お客様は良く分かっているのか、正月なのか和装の人が目立ちました。オペラチックといえそうです。ブラーバ!の声はありません。私を含めて声を出すのがもったいないと感じたのでしょう。
ピアノ江口玲 プログラム:グリーグ#2ソナタ ブラームス#1ソナタ アーン;ノクターン サン・サーンス;ロンカプ Rシュトラウス:ソナタ 

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