« 2013年4月 | トップページ | 2013年6月 »

2013年5月

2013年5月30日 (木)

ブランチコンサート、フルートとパイプオルガンのコンサート

 29日のお昼前愛知芸文コンサートホールで開かれたパイプオルガンのコンサートに出かけました。今回は長年N響で活躍されてきたフルートの小出信也氏を招いての演奏です。フルート対オルガン?象と鼠?と最初は奇異に思ったのですが、ヴィヴァルディの四季と同じで弦楽器群をバックに弦楽器でソロを引くと考えれば金管楽器同士の共演ということか、と腑に落としました。自由席なので私は3階正面最前列に座りました。
 やはりオルガンの音は凄い!昔ウィーンの教会で新年ミサのオルガンを聴いたとき”風”を感じたものです。本来はもっと残響の多いところで聴くのが正しいのかもしれませんが、ここ芸文コンサートホールにあってよかったと思いました。
 演奏した吉田文さんは若くて美人です。以前私のブログで椅子に乗り降りする所作が美しいと書いたところ、知人に目の付け所が違うのではないかと言われたことを思い出しました。    終演後ロビーでこのことを本人に伝えると、是非繋げて下さいといわれました。この人はオルガンのファンを増やすことに本気なのだ!と感じました。プログラムに載せた文章もとてもいいものです。その効果はロビーで出合った人に現れていました。何人かの懐かしい人、尊敬する人たちに会うことが出来ました。この文章を書いていて萩元晴彦氏の言葉を思い出しました。
 吉田さんに贈ります。”どんな美しいことも、素敵なことも、たった一人の狂気から始まる”ということだったと思います。多くの人に伝わりますように。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月27日 (月)

LPの復権

 先日立ち読みをしていたら、老舗のレコードレーベルでLPを発売するというPR記事がありました。(音友社・レコード芸術、そういえばこの名前はいつまで続くのだろう、正しくはCD芸術?)かつて名盤の評価の高かった演奏と、曲ですが、価格が1枚5800円というものです。
もちろん、CD用に編集しなおしたものを(リミックス)使ってカッティングするので、当然音質の改善は進んでいるのでしょう。
 しかし!私はリサイクルショップで100円以下で入手してますけど?。当然選ぶことは出来ませんが、かといってそれだけの新譜も無いのです。という訳で私のアナログ志向はますます強くなりそうです。LPファンが広がることを願っています。皆さんLPを聴きましょう。需要が先細りでプレーヤーの針の値段が上がる一方です。再評価を進めましょう。庶民の手にとりもどしましょう。
 思えばLPのジャケットは小さな美術館でもありました、名画シリーズ、名城シリーズなど楽しめたものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月24日 (金)

ビオラスペース2013名古屋

 毎年この時期に開かれるビオラファンの集まり、ビオラスペースが開かれました(22日)。今年はヒンデミット没後50年ということでヒンデミットの満載です。私的なことですが私の父が今年お弔い上げを迎えたのでヒンデミットと同じ年になくなったと思うと現代の人だと思うのです。併せて56年にウィーンフィルの初来日の時には指揮者として同行したのです。初めて聴くプログラムに多少の不安はあったのですが見事に裏切られました。カルテットアトムによるミニマックスはユーモアあふれる曲、(舞台に登場するするときの1stVn軍隊調の所作に会場から手拍子が湧くほど、同時に彼の人気ぶりを知らしめた)、八重奏曲は低弦、管に地元若手(学生含)を起用した編成、これも楽しめました。
 ただ来年については会場のしらかわホールが貸し館としての運営になるので、どうなるかは不明だということだそうです。別のホールになるかも知れない。
 会場で求めたプログラムには東京会場では弦楽四重奏の全曲演奏を行うということで学生で編成された四重奏団が7団体登場します。このグループが来年の宗次ホールのコンクールに出てくることを楽しみにすると同時に、地元団体にも頑張れといいたい。
 それにしても今井信子の音は深くて艶があるなあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月22日 (水)

名古屋市民管弦楽団第69回演奏会

 5月19日午後名古屋市民管弦楽団演奏会に出かけました。愛知県芸術文化センター。この団体は名古屋の老舗中の老舗、多くの団員を抱える伝統を誇る団体です。今回は武満徹オーケストラのための波の盆、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、プロコフィエフの第5交響曲です。舞台を見て最初に見たのは対向配列です。いまなにやら流行のように思われますが、70年代の録音風景写真を見ると結構この配列でやっているのが分かります。(例えば1972年録音ドボルジャーク交響曲全集クーベリック/ベルリンフィル、イエスキリスト教会での写真)武満作品はこの配列でした。しかし、舞台の奥はまばらになって効果については良く分からないなあ、という具合でした。チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲も基本は変りません。ただソロがチュッティに埋もれるようなときがありやや不満が残ります。
 演奏は老舗に相応しいものでしたがただ1つ管楽器群のもう一頑張りが欲しかった、というものでした、特にフルートなどが全体に音量が大きすぎるように思いました。Pの表現に磨きをかけたいものです。指揮者との練習が充分だったのかな?と思う瞬間もあって、チョッと過渡期?という不満も残りました。次回はブルックナーの第8番だそうです。大曲です。指揮田中良和、Vn独奏高木和弘、3回席右翼で視聴。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月19日 (日)

ウィハン弦楽四重奏団

 5月17日宗次ホールでウィハン4TETTを聴きました。前々日に公開レッスンを聴講したので近くに感じながらの鑑賞です。4人の個性が見事に一つの音楽を作っているのがすぐ分かります。この団体の良さはまずカンタービレの美しさだと思います。死と乙女の第2楽章ではそれは美しい音楽でした。かつてスメタナ博物館の係員が「日本人とチェコ人のメンタリティーは近いものがある」といっていたのを思い出します。チェコはやっぱり室内楽が盛んだなあという実感の一夜でした。後半のプログラムでは自国の作曲家ドボルジャークの弦楽五重奏です。百武由紀氏がヴィオラで加わりました。しかしチョッと感じたのは音質の違いでした。百武氏のビオラは固めの音なのです。百武氏が加わるピアチーレ4TETTでは感じない違和感がありました。多分これは日本人と欧州人の文化の違いかもしれません。
 演奏会の前に立ち寄った楽器店で、学生のボウイングはなぜ未熟のままかなどの話に花が咲き、それは生活環境に起因するのではないかという1枚のプリントを頂きました。
 演歌歌手が声を潰して”通る声”を身につけることと無関係ではなかろうというものです。
私なりに理解すると。畳の部屋での発声と、石の塀と石畳に囲まれたところでの発声に違いが生じるのは当たり前といえば当たり前か。でも曲想はドボルジャークは欧州の古賀政男のようにも聴けます。超えられないものと、超えられるものがあるのでしょうね。
 当日のプログラムはシューベルト四重奏断章、死と乙女、ドボルジャーク弦楽五重奏第3番

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月16日 (木)

ウィハン弦楽四重奏団の公開レッスン

 5月15日午後4時半から宗次ホールでウィハンカルテットメンバーによる公開レッスンが開かれました。受講したのは3団体、リプトン、モカ、アホイ4TETTの面々です、リプトンは4月の初めに岡崎でズッカーマンのレッスンを受けていました。このときはいかにも自信なさそう、練習不足そのもので、聴講している私も「何だこりゃ?」状態でしたが、今回は練習を重ねたのでしょう、落ち着いた演奏振りでした。聞けば近いうちに名古屋市内で演奏会を開くとのこと。是非頑張っていただきたい。モカ4TETTは一宮市文化会館の肝いりで演奏機会を得ている団体、そこそこの演奏機会に恵まれたのか落ち着いた演奏で、表現力もつけている団体と見受けた、来年の当ホール主催のコンクールを狙いなさいよ。と水を向けたら、なにやらメンバーの留学話で先が読めないとのこと。アホイ4TETTは昨年のコンクールに最年少で出場した団体、成長の具合を楽しみにしていた。今回の聴講の動機にもなった団体。結果は◎というところか来年のコンクールに是非チャレンジして欲しい。
 ただ私が懸念する大きな問題は学生が忙しすぎるのではないか?ということである。アルバイトに忙しいのではなく。課題の消化に忙しいようで、音と弓を揃えるという当たり前の準備がなされていないように思うのは私だけだろうか。指の器用さだけでは弾けないというのが室内楽の世界ではないだろうか。
 講師を務めたのはウィハンの各パートを勤める人、それぞれ個性がありとても面白かった。理知的なVn踊り出さんばかりのVa語り始めたら終わりのないVc。それぞれが伝えたいことを山ほど抱えて時間の無さを悔しい思いで切り上げていた。17日の演奏会に対する期待を膨らますに充分なキャラクターだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月14日 (火)

ドレスデンフィルトリオ+石井里奈 プロフィールです(裏)

257_2 7月4日開催の演奏会出演者の略歴です。クリックしていただくと拡大紙面になります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月13日 (月)

ドレスデンフィルトリオ+石井里奈のチラシです(表)

257 クリックして拡大画面でご覧下さい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月10日 (金)

野原みどりピアノリサイタル 大府市トークライブ

 第23回ロン・ティボー国際ピアノコンクールで第一位をとった野原みどりさんのピアノリサイタルが今月18日(土)午後6時から。大府市勤労文化会館で開かれます。なんと1000円の入場料です。プログラムはシューベルトのソナタ13番イ長調、ブラームスの8つの間奏曲その他です。なんといっても1000円は安い。大府市近辺のピアノファンにはお勧めです。私は今日前売り券を購入してきました。9月28日には鈴木大介によるギターリサイタルも予定されているのですが、同時に買うとそれなりの割引があるので興味がある方は今がお買い得です。
 勿論、この場で私どもが主催するドレスデンフィル弦楽三重奏団+石井里奈のチラシを配る予定です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月 9日 (木)

FMチューナーの話

 実は我が家にはテレビを見られる環境がありません。私の一日のサイクルのなかでTVを見る時間というのは無いのです。朝から寝るまでの間はもっぱらラジオです。TVは見る間は手をとられてしまうので、これが我慢できないのです。ラジオは空想の時間です。最近ではNHKのキャスターの名が自然に出てくるようになりました。FMは私の選り好みを無視して珍しい曲に引き合せてくれます。これだけ近い存在になると考えることはただ一つ、いい音で聴きたい。ということです。私のシステムは悪いものではないけれど別次元の音があったら聴いてみたいと思うのは当然でしょう。ということで、この度約30年前に当時30万円という価格で出たFMチューナーを入手しました。
 これがいいのです。楽器の音の密度が上がって、音場空間が広がるのです。臨場感というのですね。圧倒的にいいのです。N響の中継放送がありますが、今から楽しみです。ちなみに機種の名を上げておきます。ケンウッドL-02Tというものです。ヤフオクなら10万少々で入手可能のようです。30年もたっているので修理暦の分かっているものが狙い目のように思います。それからアンテナは奮発してください、どんなエコカーでも灯油では走らないのと同じです。テレビを見られない者の僻みとお笑いください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月 4日 (土)

休日はレコードの洗濯

Dscn0041
 連休中はどこも車の渋滞です。普段休みに恵まれている者はこのようなときこそ自宅で仕事です。私の場合はレコードの水洗いです。LPはこんなに音が良かったかしら?と思うことしきりです。写真にあるのは私のセカンドシステムです。アンプはケンウッドのR-K700というものです。(CDの回転系に弱点があるので鉛板で重しにしています、)シスコン用ながらPHONO端子を備え驚くべき実力機です。スピーカーはテシマル、プレーヤーはヤマハのYP700、これにテープデッキです。この手軽さはメインのシステムを遠ざけているようです。これにはリモコンがあるのです。
 LPは台所で洗剤を含んだ水で洗います。溝に沿ってゴシゴシ遣ります。日陰干しのあと聴くと結構いけるのです。30年もたつとカビも生まれるのでしょうか。CDの便利さには及ばないけれど、LPはやはり音色が豊かだと思うのです。デジタルは分かるのだけれど、落語にある”目黒の秋刀魚”のような気がするのです。家来が殿さまを案じることで焼き魚を洗ってしまい、焦げも皮も取ってしまい、うまみも、香りも失ってしまうというものです。どうも音と、聞き手の間に変調、復調などのプロセスが複雑すぎて香りのようなものが消えてしまうのですね。当分LPの再評価が我が家のトレンドになりそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月 1日 (水)

千鳥足のLPレコード テラークの挑戦状

Dscn0039
 キャスリーン・バトルのLPを紹介したついでにもう一つのバトルを紹介します。写真はテラークというレーベルで発売されたLPです。曲はチャイコフスキーの序曲1812年です。大砲の音を再現しようと試みたものです。その結果溝がこのようにのた打ち回っています。大抵のレコード針はこの溝から放り出されます。慣性の法則というやつです。性能が良ければトレースできるはずとレコード会社はいうのでしょう。カートリッジのコンプライアンスを上げるだの。アームの感度を上げるだの、一石を投じたのでしょうか。こんなレコードは見たことがありません。確かに不良品だと騒がれた記憶はありません。技術者が溝の奥でほくそ笑んでいるようです。ちなみに私のシステムでは全部失格でした。MC型では無理かもしれません。一瞬音が跳びますが弾丸がそばを通ったためと思えばいいか。悔しいけれどバトルになりません。ブルーに写っているのは屋外で撮影したため空の色が写りました。レコードはもちろん真黒です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年4月 | トップページ | 2013年6月 »