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2010年9月 8日 (水)

第一人者のリタイア2題

 最近私の元にリタイアします、しました。とするお知らせが届いた。一つは30年以上にわたり名古屋の室内楽活動をリードしてきた名古屋モーツァルト弦楽四重奏団の創立時からのチェリストTさんの引退の挨拶。都市文化賞、名古屋市文化奨励賞を戴き、120回を超える演奏活動は、名フィルでチェリストとして活躍する傍ら、隔月の演奏会は熱心なファンを育てました。そして白くなった頭をかきながら充分弾かせていただきました。との挨拶はいつかやってくる日が思いの外早かった。というより音楽をやっていれば歳をとらないぐらいに思っていたのだ。思えば私が音楽のマネージメントに入り込んだのもこのモーツァルト弦楽四重奏団との付き合いからだった。Tさんの最後の舞台、チェロとピアノの演奏会は9月18日(土)午後2時から名古屋栄の巌本真理メモリアルホールで開かれます。名古屋モーツァルト弦楽四重奏団のお別れ演奏会は来春の予定ということです。
 もう一人のリタイアは音楽事務所クラシック名古屋のベテランスタッフUさん。かつて千種駅近くに事務所を構えていた音楽企画ドルチェ時代からの付き合いでした。93年にウィーンフィルのコンマス、R・ホーネック、やバルトロメイと一緒に舞台に上がらせていただいたことは忘れることがありません。きっかけは前記名古屋モーツァルト弦楽四重奏団の演奏会を切り盛りしていたころ、記者会見の場を繋いでくれたり。アーチストとの交流の場に呼んでいただいたり、いわゆる現場というものをよく見せていただきました。楽屋での動き方を学ばせていただきました。彼女は楽譜が読めるので幾度となく舞台でピアニストの横に座り譜めくりをしていたのでご存知の方も多いと思います。
 お二人に共通することは30年近くの間息長く続けられたことです。いわゆる職人の部類に入るということでしょう。私にとっての師匠が二人とも舞台を去るというのはとても残念に思います。長い間ありがとうございました。そして心からご苦労様でした。
 そしてこのような文を書くときに脳裏に浮かぶのが、いつも(ヨッ)と声かかけていただいた毎日新聞の芸能部記者樋口良健氏のことです。かつて名古屋にも楽壇というべきジャーナリズムがあったのです。このことはいずれまた。

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