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2010年1月

2010年1月24日 (日)

石垣島 牛は安らかに草を食み

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 石垣牛はご当地でも有名で、どのレストランでも勧められました。でも私の興味は”牛は安らかに草を食み”の景色です。この牛を羊に置き換えられる方は相当なバッハ・ファンです。   実は昨年12月4日深夜NHK教育テレビでレオン・フライシャーのピアノリサイタルの様子が放送されました。そのときのプログラムの最初がこの曲だったのです。彼は20代でベートーヴェンのピアノ協奏曲全集をG・セル/クリーブランドOと録音し、大阪万博の時期に大いに脚光を浴びたのです。しかし、セルが来日後亡くなってしまい、また彼もその前から右手の難病を患う事になり私の記憶から消し去られてしまった。しかし近年復活したというニュースは、ああ良かったという程度だった。過去に牢獄生活を経験した、国籍を無くした、アル中を克服したなどという演奏家もいて、そちらの話は関心が無かったのです。しかし、フライシャーは違っていた。私でも弾けるのではないかしら?というような前記の曲を真面目に弾いていた。音は透明で、名状しがたい美しさをもって迫る、その静けさ。やはり私にとって忘れられない曲になりました。(演奏に関しての優れたブログがありますのでそちらも是非ご覧ください。レオン・フライシャーでヒットします)

それで牛を見ながらこの曲を思い出していたのです。いつかこの曲をこのはな音楽祭で取り上げてみたいと強く思うのです。そのときの景色は、鷺は安らかに餌を食み、でしょうか。夕暮れ前のひと時を楽しみに。

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2010年1月23日 (土)

石垣島 海の色

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 このはな音楽祭は夕焼けが舞台装置の一部と考えています。それで石垣島に出掛けました。海が美しい竹富島の西海岸を訪ねたのですが夕焼けの時間には石垣島に帰る船がなくなるので夕日鑑賞は断念。その代わり海をモチーフにしたミンサー織を買いました。ランチョンマットに使えます。これぐらい海の表情を抽象化というか単純化すると、見る人の感じ方で幾とおりにも楽しめます。抽象化は普遍化を呼び起こすのではないでしょうか。音楽が抽象そのものであることも教えてくれるのではないでしょうか。私はこの織物に営々と語り継がれてきた自然とのやり取りの時間を思うのです。

このはな音楽祭はいつも赤い夕焼けが楽しめる保障はありません。でも確実に夜の帳(とばり)は降りるのです。

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2010年1月13日 (水)

ワルシャワからの年賀状

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遅ればせながらワルシャワから年賀状が届きました。差出人は昨年5月このはな音楽祭でヴァイオリンとのデュオでチェンバロを弾いていただいた都築れなさんです。ワルシャワでの留学生活に少しずつ慣れてきたとのことです。今年はショパンイヤー、ショパンコンクールの年でもあります、大いに盛り上がることでしょう

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2010年1月10日 (日)

シュトゥットガルト・ゾリステンのこと

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毎年阪神淡路大震災の時期になると思い出だす演奏家がいる。シュトゥットガルト・ゾリステンの6人である。名前のとおりシュトゥットガルト放送交響楽団のトップメンバーが中心になって結成された六重奏団である。この団体との出会いは阪神淡路大震災を受けて、東浦町から、淡路島にある東浦町へ義援金を送ろうという、復興支援会議を立ち上げたときに、彼らの”被災者のために仕事をさせて欲しい”との申し出があって演奏会を開いたのが最初の出会いだった。東浦中学校の古い体育館で開いた演奏会は、舞台にストーブを持ち込み、ベニヤ板で反響板をしつらえる有様であった。しかし1000人の聴衆とともに被災地に届けとばかりの演奏は、コンサートホール以外の会場でこれほど熱い演奏会が持てるという衝撃でもあった。以後来日のたびに再会を重ねている。09年は10月下旬に来日、名古屋芸術大学では、公開レッスン、コンサートも行っている。1月17日は彼らを思い出す日でもある。

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2010年1月 9日 (土)

ヘンシェルカルテットに会いました

少し古い話ですが、ヘンシェルカルテットに会いました。

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11月26日多治見文化会館でのコンサートがありました。

7年前の来日の折、このはな館での演奏会はファンタスティック エクスペリエンスと夕焼け時間に合わせたコンサートの設定に賛辞を頂きました。モニカはいつでも美しい。

因みに使用楽器はヴァイオリンがストラディヴァリウス×2本ヴィオラがピエトロ・ガルネリ(以前弾かせてもらったときあまりの軽さに驚きました)チェロがグランチーノということでサラブレッドといわれる理由の一端が分かります。

次回の来日が待たれます。次回は宗次ホールで?運がよければ11月に?

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